多角形の美容室Blog
みなさん身体の調子はいかがでしょうか
今年に入ってからやらせていただいた仕事を、これからいくつか
ブログに続けてアップしていきたいと思っていますが、
今日は美容室の工事をご紹介したいと思います
もともと建築の設計事務所が入っていたというテナントを借りたお客さまからのご依頼でした。
まずは、いつもの通り現地に行って、現状の確認や設備の有無、既存図面と違っている箇所はどこかなどなど、現場調査を行ないました。
こちらのテナントは戸建住宅のような雰囲気で、2階は住居となっており、住んでいる方がいらっしゃいました。
立地の感じはというと、車通りのある道路に面しており、すぐ横に大きな公園があり、歩いて通る人が多いところでした。
そして、早速打ち合わせがスタートしました
どういう雰囲気のお店にしたいか、いくつかヘアサロンの写真を持ってきてくださり、とてもイメージのはっきりした要望でした。
そして、スタイリングチェアは何台か、バックヤードはどれくらい必要かなどなど、機能的な要望もヒアリングしていき、プランの作成に入っていきました。
テナントの形が、よくある長方形ではなく、部分的に細かく角度がついていて、16角形を4等分したような形になっていました。
そして、木造のテナントだったので、ちょうどいいところに耐力壁(取っちゃダメな壁)や柱があり、なかなかうまい具合にプランニングできず、悩んでは描き直し、描き直しては悩み。。。
でも、いろんなパターンを試して悩んでいくと、うまいことに「おっ、これじゃん!」というものが出てくるんですよね
今回まとまったのは、これまでやろうとしてもなかなか出来ないでいた、スタイリングチェアの「ばらばら配置」。
「ばらばら」といってもちゃんと考え抜いて位置を決めているんですが、一列に並べるのではなく、一つずつ向きや距離が異なる配置ということです。
必要数のスタイリングチェアとシャンプースペースを確保しつつ、スタッフとお客さんの動線も考慮したレイアウトが出来ました
床や壁の仕上げも打ち合わせていき、ついに工事がスタートしました
毎度ですが、工事前の様子はこんな感じでした
このテナントがこのように変わりました
いかがでしょうか~
それぞれの鏡に映る風景がおもしろくなっているんですよ
ここにお客さんやスタッフさんが入れば、また違った見え方になることと思います。
これから、たくさんのお客さんがここに座ることを願っています
それでは、本日の報告はここらへんで。
最後まで見てくれたあなた様に感謝します、どうもありがとう~