モノトーンの整骨院。Blog
なかなか最近、現場の紹介ができずにいましたが、本日は久々にウッチーめが更新させていただきます
どうぞ最後まで付き合ってもらえましたら幸いです。
え~、今日はですね、都内某所で整骨院を開業されておられた方からの依頼を頂きまして、移転のお手伝いをさせてもらったときのことをご紹介します
まずは、移転予定場所を拝見させてもらいにいきました。
現状の様子を見ると、マンションの一階部分がテナントスペースとなっており、外装もマンション部分とつながっていました。
テナント部分とマンション部分が印象として同化してしまっていたので、何か変化をつけられたら、もっと立地の良さを生かせそうというものでした
内装はほとんどスケルトン状態でした。
早速、ヒアリングから始まり、どんな院にしたいかという要望をお聞きしていきました
移転前の院の様子も見させてもらったり、どんな流れで動くのかとか、機材はどんなものを設置するのかといった情報を教えてもらい、プランニングの材料にしていきました
今回のテナントは、敷地から少しセットバックして建てられており、境界線まで1メートルくらいスペースがありました。
そのスペースを駐輪スペースにしたいという要望と、来院する方々がなるべく雨に濡れないようにしたいという願いをクライアントから伝えられました
お客さまの使いやすさをよく考えていらっしゃいました
それで、院内のプランニングと共に、駐輪スペースを含む外部をどうデザインするかということも合わせて考えていきました
特にポイントになったのは、駐輪スペースが雨に濡れないように覆いを付けることでした。
なぜポイントかといいますと、まさに通りに面した院の顔となるフロントなので、どんな覆いをつけるかで印象が全く異なるからです
形の要望として、コの字を横にしたような門構えとして、それが通り側にドーン!と飛び出しているというのがカッコいいという話を聞かせてもらいました。
それをベースにフロントデザインを考え、庇が通りに向かって大きく突き出ている案を練っていきました
庇部分の厚みや飛び出す奥行などを検討していき、迫力が出て、なおかつモダンな雰囲気を感じられるバランスを突き詰めていきました
実際につくるときはどうするかという点も同時に煮詰めていきながらフロントデザインがまとまりました
そして、ついてに工事がスタートしました
テナントの最初の様子はこんな感じでした
少し横から見ると。
中の様子は。
工事が終わり、完成した写真はこちらです~
こちらの受付カウンターは打ち合わせしながらデザインし、フルオーダーで製作してもらいました
この洗面カウンターも現場に合わせて製作したオーダー家具なんです
夕景のフロントデザインも一枚。
いかがでしょうか~
庇の飛び出し具合、カッコいいですよね~
外装デザインは、ホワイトタイル張+グラフィックシート貼という組み合わせのモノトーンとし、パッと見たら整骨院とは分からないのではと思っちゃう程スタイリッシュな雰囲気となりました
それに対してインテリアは、ベージュ系を中心にし、落ち着いた印象を持ってもらえるような色合いにして外とのコントラストをつけています。
ではでは、今日のところはこのあたりで。
最後まで見てくださった皆さま、どうもありがとうございますm(_ _)m
それではまた次回に