2012年の投稿Archive
2012/03/12
整骨院
今日は、とある団地の商店街にオープンした整骨院のお仕事をご紹介したいと思います。
現地に行ってみると、静かな団地の中の商店街の一角でした。
周囲の環境は、並木通りが続くとても気持ちの良いところでした
早速、予定しているテナントを調査させてもらいました
基本的にスケルトンで、フロント部分も新しく設置する必要がありました。
部屋の形状や天井高、梁の位置などをチェックして、現況の図面を描いていきます
この現況図をベースにしながら、お客様から要望をお聞きしながらプランニングするための情報を集めていきます
まずはベッドの数や待合スペースの人数、必要な収納といった基本的な情報を。
そして、使用する器具、施術の仕方などそれぞれ院ごとに異なる考えを持たれている部分をさらに聞かせてもらうことが必要になってきます
プランニングについて聞いていくと共に、全体の雰囲気をどんなものにしていくかというイメージを膨らませていきます。
特に今回はフロントを新しくつくるので、どんな開口部の形にするかということをフロントデザインのポイントにすることができます
内部のレイアウトと開口部の位置、看板やインフォメーション欄としてのスペースを考慮しながら、フロント面のバランスをまとめていきました
そして、院のロゴデザインも合わせて依頼を頂いたので、名前の雰囲気とマッチするような書体をいくつか選び、それをもとに煮詰めていきました。
オレンジが院のイメージカラーと設定していたので、ロゴの色や使用するグラフィックの色合いをオレンジ系でまとめていきました
室内のプランニング、フロントデザイン、インフォメーション欄に記載する情報、これらがまとまり、工事がスタートしました
ではでは、最初のスケルトンだったときの様子をご覧いただきましょう
完成はこのようになりました
看板も含めた全体を見ると。
いかがでしょうか??
団地に住む子供から年配の方まで、色々な方がここを通りますが、木を多く用いたフロントデザインで親しみやすさや柔らかさを感じてもらえるといいなと思います
木をモチーフにしたグラフィックの絵本に出てきそうなかわいらしいイメージで、優しい雰囲気を加えています。
穏やかなこの団地の空気感と合う整骨院となりました
本日のところはここまでとさせて頂きます。
どうぞ次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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2012/03/09
美容院
今日はウッチーが担当して、ブログを更新いたします
そろそろ冬も終わって、春が近づいていますね~
新しい学年になったり、頑張って勉強して合格した学校に行ったり、新社会人になる人たちもたくさんいるでしょうね。
これからの季節は何かと新しいことを始めたくなるときですよね~
今年は。いや、今年こそは。。。何を始めようかなぁと考えている今日この頃です
え~、さてさて。今日の話題はといいますと。
とある美容室のオープンをお手伝いさせてもらったことを少しご紹介しますね。
最初のご連絡でテナントの状態をお聞きしたところ、ほぼ完成されたお店で内装はあまり変更しないということでした。
特に今回は、フロントデザインを中心に変更して、新しくなったという印象を伝えたいというご要望でした。
早速、現地を見させて頂き、外の様子や中の様子を調査させてもらいました
どんなイメージのフロントを目指しているかということを打ち合わせしながらお聞きしていったところ、とあるお菓子屋さんの雰囲気がとても気に入ってるという情報が出てきました
それならと、どんなお店か見に行ってみないと始まらない。
行ってみました
そのお菓子屋さんを訪ねてみると、ウェスタンっぽい雰囲気が入っているアメリカのサンタフェ風なデザインでした。
漆喰調の壁と、木の質感、そしてオレンジ色の光など、優しい雰囲気のお店でした
当然、調査のひとつとしておすすめのお菓子もしっかり試しました
焼き菓子がおいしかったな~
おっと、話がずれそうでしたね。
本題に戻しますと、とても温かみのある雰囲気のお店でした。
それを踏まえた上で、これを好きだと言ったお客様がどんなとこに魅かれていたのかをヒアリングしていきました
いくつかポイントになる点を拾い出しながら、その中でも「光」の雰囲気が特に魅力的だと感じている様子でした
打合せを重ねながら、好みの要素を絞り込んでいきました。
それと共に、インテリアとのバランスも考えて、フロントデザイントのつながりを持たせていくことにしていきました。
そのポイントとなる素材が「レッジストーン」でした
各要素がそろってくるとだんだんカタチが見えてきて、ついに最終プランがまとまりました
早速、どんな風になったのか見てもらいましょう
最初のストアフロントはこのような感じでした
このように変わりました~
道路から全体を見ると。
内部も追加した部分がありますので、ちょっとご紹介。
エントランスを入った正面にサインを設置しています。
そしてレストルームも良い雰囲気に
外と中のデザインを橋渡しする役割を“石の質感”に担ってもらい、お客様を迎える外の顔と、中に入ってからのもてなしの気持ちの両方を楽しんでもらえるような空間になりました
こちらのお店は、使用する薬液や機材にこだわっておられ、髪や肌を優しくケア
してくれる美容室です。
この新しいお店でたくさんの方との出会いがあることを願っています
それでは、本日はこれにて。
2012/03/06
整骨院
なかなか最近、現場の紹介ができずにいましたが、本日は久々にウッチーめが更新させていただきます
どうぞ最後まで付き合ってもらえましたら幸いです。
え~、今日はですね、都内某所で整骨院を開業されておられた方からの依頼を頂きまして、移転のお手伝いをさせてもらったときのことをご紹介します
まずは、移転予定場所を拝見させてもらいにいきました。
現状の様子を見ると、マンションの一階部分がテナントスペースとなっており、外装もマンション部分とつながっていました。
テナント部分とマンション部分が印象として同化してしまっていたので、何か変化をつけられたら、もっと立地の良さを生かせそうというものでした
内装はほとんどスケルトン状態でした。
早速、ヒアリングから始まり、どんな院にしたいかという要望をお聞きしていきました
移転前の院の様子も見させてもらったり、どんな流れで動くのかとか、機材はどんなものを設置するのかといった情報を教えてもらい、プランニングの材料にしていきました
今回のテナントは、敷地から少しセットバックして建てられており、境界線まで1メートルくらいスペースがありました。
そのスペースを駐輪スペースにしたいという要望と、来院する方々がなるべく雨に濡れないようにしたいという願いをクライアントから伝えられました
お客さまの使いやすさをよく考えていらっしゃいました
それで、院内のプランニングと共に、駐輪スペースを含む外部をどうデザインするかということも合わせて考えていきました
特にポイントになったのは、駐輪スペースが雨に濡れないように覆いを付けることでした。
なぜポイントかといいますと、まさに通りに面した院の顔となるフロントなので、どんな覆いをつけるかで印象が全く異なるからです
形の要望として、コの字を横にしたような門構えとして、それが通り側にドーン!と飛び出しているというのがカッコいいという話を聞かせてもらいました。
それをベースにフロントデザインを考え、庇が通りに向かって大きく突き出ている案を練っていきました
庇部分の厚みや飛び出す奥行などを検討していき、迫力が出て、なおかつモダンな雰囲気を感じられるバランスを突き詰めていきました
実際につくるときはどうするかという点も同時に煮詰めていきながらフロントデザインがまとまりました
そして、ついてに工事がスタートしました
テナントの最初の様子はこんな感じでした
少し横から見ると。
中の様子は。
工事が終わり、完成した写真はこちらです~
こちらの受付カウンターは打ち合わせしながらデザインし、フルオーダーで製作してもらいました
この洗面カウンターも現場に合わせて製作したオーダー家具なんです
夕景のフロントデザインも一枚。
いかがでしょうか~
庇の飛び出し具合、カッコいいですよね~
外装デザインは、ホワイトタイル張+グラフィックシート貼という組み合わせのモノトーンとし、パッと見たら整骨院とは分からないのではと思っちゃう程スタイリッシュな雰囲気となりました
それに対してインテリアは、ベージュ系を中心にし、落ち着いた印象を持ってもらえるような色合いにして外とのコントラストをつけています。
ではでは、今日のところはこのあたりで。
最後まで見てくださった皆さま、どうもありがとうございますm(_ _)m
それではまた次回に
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2012/01/24
日常
一段落ついたら、またアップしていきますのでもう少々お待ち頂ければとm(_ _)m
今月号の(2月号)「日経ビジネス アソシエ」に以前お仕事をさせてもらった陶芸家のお客様の教室紹介が掲載されていました
特集は「大人の習い事」。
その一つとして、陶芸教室が紹介されています。
教室の様子も写真がでていました
一緒につくらせてもらった場所で、新たに色んな出会いやストーリーが積みあがっていく様子を見ることができるのは、とてもうれしいですね~
モノをつくることではなく“場”をつくるということをこれからも意識していきたいなと改めて思います。
ではでは、また。