リニューアル。Blog
本日はウッチーがブログを担当しております
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
こんなニューストピックを見ました。
「ビックロ」 …
トピックの字面だけ見るとなんのことがだかさっぱりでしたが
続きに目を移すと…
「ビックカメラ」と「ユニクロ」のコラボレーションストアのことでした
面白い組み合わせだな~と思いながら、服飾のユニクロと電器屋のビックカメラが一緒になるとどんなメリットがあるのかな~?とも。
ショッピングモールを見てみると、アパレル系ショップの並びの奥に大きな電器屋さんが入っているところはたくさんありますしね。
どんな狙いがあるのかなと思っていたら、特設サイトがありました www.biccamera.co.jp/bicqlo/index.html
そのトップページにはこんなフレーズが。
「それはそれは素晴らしいゴチャゴチャ感。」
な~んか腑に落ちました
それぞれのお店のイメージは似つかない印象だったのでこの組み合わせは何だろうと思いましたが、
ちょっと自分の家や生活を思い浮かべてみると、服と家電というのは常に一緒の空間にあるものなんですね。
服や家電に限らず、家具や食器や植木鉢などなど、色んなものが組み合わさって僕らの「日常」があるということは考えてみれば当たり前のことでした。
ビックカメラとユニクロのコラボレーションのニュースのおかげでちょっと新鮮な気持ち視点から回りを見れたなって思うと同時に、この企画を考え出した方々にうまく乗せられたか~という気もします
世間話はここまでにして。
ではでは、本題に入りたいと思います。
本日は、長らく続けておられる整骨院のリニューアルをお手伝いさせてもらったことをご紹介します
リニューアルにあたり、要望は一つ。
それは「狭く感じる空間をなんとかしたい!」
というご要望でした。
具体的な設計条件としては、今ある機能はすべて残していくことや治療用ベッドの配置が連続していることなどがありました。
それで、実際の働かれるときのシュミレートしながら、必要な機能の確認と整理をしていきました
レイアウトを煮詰めていくには、とにかく色んな可能性を試してはつぶし、つぶしては試すということを繰り返していくことしかありません。
特に限られたスペースの中では「棚の向き」ひとつをとっても、人の動きや立つ場所が変わり、無駄なスペースを生み出してしまったり、もしくはスムーズな動線をつくれたり、その影響は大きなものです。
機能的なレイアウトに加えて、“リニューアル”の大切な再出発の計画ですから、「変わった~」とか「きれいになった!」という感覚を持ってもらうことが重要なポイントになってきます。
そこで、今回の提案プランでは、エントランスを入って最初に見る風景を一新するという方向で進めていきました。
この「最初に見る風景」を統一感のあるデザインでまとめることで、これまでの院の印象との違いを来院される方に、まず感じてもらうことを狙いました。
そのために、最初の空間であるレセプションエリアから見える壁面すべてを同じデザインとし、そこに配置する受付カウンターやソファもオーダー品で色を統一して、一体感のある空間とすることにしました。
特に壁とカウンターのデザインには金属ラインを用い、このスペース全体がぐるっと囲まれている一続きの空間であることを感じられるようにしてみました。
そして、レストルーム内も新しくし、木目調の便器を採用し、洗面キャビネットの柄も同じ木目として、まるでセットのような感覚をもってもらえるようにしました。
レストルーム内の壁面はタイル張とし、清潔感をしっかり保ちつつ、木目に近い柄のタイルを用いることで、温かい印象をもたせることと洗面キャビネットやかっこいい便器との相性を考えました。
それでは、リニューアル前と後の変化をご覧ください
まずはリニューアル前の様子から
完成後はこのような仕上がりになりました
院の中に入ってリニューアル前後の差を体感すると、完成した~!という気持ちになれます
お店にしても、住宅にしても、今まで使っていたモノを「リニューアルする」ということはとても面白いと思います。
これまでの使い方や暮らし方を思い返すことになりますし、これからのことを同時に考えていくことになります。
経験を積んだり、年を重ねていくことで物事の見方や感性も変化していくことを考えると、身近な家や職場もカタチを変えていくのは自然なことなのではないでしょうか。
え~、本日はこのあたりで失礼させて頂きたいと思います。
最後までご覧になってくれた皆さま、どうもありがとうございます
どうぞ次回もよろしくお願いします。