ゆとり、誰もが求めているものです。それをいつか得るために日夜努力しています。しかしそれを得るために追えば追うほど別のものを負うことになることも少なくありません。
どこかに矛盾を感じ始めます。休みを取り海外に行き、そこに見られる非日常を見て少しの安らぎを得て、また日常のあわただしさをこなします。
本当のゆとりや安らげる環境がもっと身近なものになればいいと誰もが願うことです。
もちろんそれを得るためには多くの要素が関係しています。重要な要素の一つはわたしたちの周りの環境です。
環境が良いものになれば、人はやはり落ち着きます。それは日常生活に良いサイクルをもたらす一つの大きな要素です。
わたしたちは自分の周りを見渡した時に何を感じるでしょうか。何かを変えることができるでしょうか。その変化はゆとりを生み出しますか。そうした視点で環境を見、空間を変化させることができたとしたら、それは日常の定常的なライフスタイルをも変化させるかもしれません。
わたしたちは真のゆとりを生み出すためにどんな貢献ができるだろうかと考え、そのために自らの技術を生かせればと願ってまいりました。それで下記の骨子をわたしたちの活動の原点とします。
経済的負担の軽減
住宅が人生の出費の中で最も大きな負担として家庭にのしかかっています。もしこの負担が半分で済むのだったら、人生計画は大きく変わるのではないでしょうか。欧米並みのライフスタイルを営むことも可能です。わたしたちはそのためにいかにコストを下げていけるかを研究し続けます。
環境のクリーン化
身近な環境がキレイであれば心も落ち着きます。家の中、庭、街路、公園、こうしたところがクリーンな状態になるための活動を積極的に行います。
人に親切な環境
少しの動線の変化で生活自体が快適になりストレスが軽減されることがあります。そのために必要なポイントを注意深く検討します。
古いものを大切に
“使い捨て文化”この言葉に警笛を鳴らしてきた方々は多くいます。すぐに新しいものを買って古いものは捨ててしまおうという考え方が社会に根強くあります。しかしその古いものはもう全く使い物にならないのでしょうか?実は手を加えればまだまだ使えるものが多くあります。それを使える状態にする技術と時間をかければよみがえるものをわたしたちはよみがえらせます。
和と洋のハーモニー
異なる文化が出会うとき、そこには新しい文化が誕生します。しかし簡単には誕生しません。それぞれを理解するまでは悩みます。しかしお互いを理解した時にそこには今まで持っていた文化を超越した深さが産まれるのです。わたしたちの環境に新しい文化を持たせます。
本当の仕事
「いい仕事とはうその無い仕事」とある人は表現しました。ものづくりにはあらかじめ用意された答えはありません。毎回が模索です。
Ai空間デザイン室の仕事をご覧下さい。