設計・施工レポートArchive
暑さが和らぐ日々が続いています。このまま秋になってゆくのでしょうか。嬉しいような、寂しいような、そんな気持ちにどうもこの季節はなりますね。皆さんはいかがお過ごしですか?
さて、そんな中、大倉山に一軒の鍼灸整骨院が静かにオープンしました。現在は今までの整骨院のお客さんを中心に診療しており、今後段階的に地元住民の方々に来ていただけるように宣伝してゆくのだそうです。
院長はとても味のある雰囲気の方です。施術をしてもらいながら悩みなんかを聴いてもらったら、体調だけでなく心の調子も落ち着きそうです……。
診療スペースも透明感のあるスッキリした仕上がり。ナチュラルな木目調の床に、淡めのオレンジ色のカーテンがよくマッチしています。
最初に現場調査に行った時は、床が立ち上がっている箇所が何箇所かあり、まずそれをフラットにしてしまおうという案にたどり着きました。ところが解体してみると筋交いやらコンクリートの立ち上がりやらが出てくる出てくる……。そんなアクシデントが起きえてしまうのが「現場」というところなんですね。
急遽お客様と相談の上レイアウトを変えて、写真のようになりました。構造上必要な筋交いの入った壁は、筋交いのみを残すことでアクセントとし、奥に視線を通しつつも緩やかな仕切りとしました。そしてコンクリートの立ち上がりの部分は受付や院長先生の事務作業をするこぢんまりとした落ち着きのあるスペースへと美しく変容しました。
また今回はロゴのデザインもさせていただきました。白く切り抜いたロゴが、大倉山の整った街並みにうまく溶け込んでいるように感じられます。実際、前を通る近隣住民の方からも「オシャレねえ」という評価を頂いているそうです。なんとも嬉しい事です。
しっかりじっくり打ち合わせをしてコミュニケーションをとることにより、お客様に大変満足していただける結果となりました。
今後とも「Aiさんに頼んで良かった」と言ってもらえるような店舗づくりのお手伝いをさせていただければと思います。
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2014/09/02
設計・施工レポート
本日オープンの「保険スクール」さんです! ……とご紹介しようと思っていたのですが、急遽現場に出ることになり、一日遅くなってしまいました。申し訳ありません。
オープンおめでとうございます!
さて、こちらの保険スクール様ですが、Ai空間デザイン室で看板の取付工事を請け負わせて頂きました。
また、内部のインテリアや植物なども一部ご提案させて頂いています。
色合いやキャッチフレーズにすでに構想があったお客様。それを打ち合わせを通して少しずつ引き出してゆき、素敵な看板に仕上げることが出来ました。
看板が取付けられて一気に店舗らしくなりました。
今後のますますのご活躍を願い、お花を贈らせて頂きました~
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2012/11/06
美容院
11月7日(水)
「grow Hair Deisgn」 グランドオープン
千葉県冨里市日吉台2-91-11 2F-A
(スーパーマーケット「ヤオコー成田駅前店」の近くです)
オーナーの田中さんご夫婦です
店内の様子も一枚。
コンクリート現しの天井とホワイトベースの壁面のコントラストがとてもきれいなお店です
木の温もりを感じるレセプションカウンターがお客様をお迎えします。
是非お店を訪れて、心地よいインテリアの中、素敵なスタイルを見つけてください
今回ご一緒にお店造りに参加させて頂き、とても嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
ここから新たに「grow」が根を伸ばし、葉を広げて、どんどん成長していくことを心より楽しみにしています
11月7日のオープン、おめでとうございます
今日は「grow Hair Design」様のオープン告知でした
それではまた次回に。
Ai空間デザイン室HPはこちらより。
www.e-aiweb.com
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2012/10/10
整骨院
10月に入って一気に空気が冷たくなりましたね~
秋らしい爽やかな青空が広がるとホントに気持ちいいですよね
ただ、この季節は寝るときのアイテムに悩むところではないでしょうか??
夏のままの恰好で寝てしまうと寒すぎて、毛布を使うと何となく暑い…。
でも、ちょっと油断するとすぐ風邪をひいてしまう時期ですから、寒いより暑いほうに間違えておくのが良さそうですね
秋は色々な「秋」がありますね。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋などなど。
じっくり何かを行うことにも、身体を動かすことにも適した季節だからでしょうかね~
ということで、最近読んだ本が面白かったので少しご紹介を
「表現の技術」というタイトルで、CMプランナー(その他様々なジャンルで活躍)である高崎卓馬氏の著作です。
映像を用いた表現、特にTVコマーシャルの構成やポイント、“伝える”ために
考えるべきことについて実例を交えながら書かれています。
とても好きなCMの中に、公共広告機構のもので「黒い絵を描き続ける子供」が登場するCMがあるのですが、皆さんもご覧になったことがあるでしょうか?
そのCMを制作した方だということも分かり、とても面白い本でした。
気になる方は是非ご一読を。
ではでは、最近のAiの仕事をご紹介させて頂きたいと思います。
「谷根千」と言われる地域をご存知でしょうか?
東京大空襲をまぬがれ、昔ながらの家々や建物が残っている谷中、根津、千駄木エリアのことです。
このエリアに新しく接骨院をオープンするというお話を頂き、先日完成しオープンしました
今日は、この接骨院のことを少しご紹介させて頂きます。
場所は東京メトロ千代田線根津駅近くの不忍通沿いにあります。
通りに面した間口の大きさに比べると奥行が少なめの形をしたテナントでした。
ちょうど交差点の一角ということもあり、目の前の歩道はたくさんの往来があり、とても目立つ立地でした。
早速打ち合わせをさせてもらい、どんな施術をするのか、ベッド数はいくつにするかなどというレイアウトに必要な情報をお聞きしていきました
レイアウトを考えるときは人の動きをイメージしながら進めていきます。
スペースに当然限りがありますから、その中でいかにスムーズに無駄なく動くことができるかということを色々なレイアウトを試しながら絞っていきます。
ここで「無駄な」というところがポイントになるのですが、私たちが目にするどんなものにも「余白」があります。
例えば。
ある本を開いてみると、びっしりと文字が並んでいます。
「驚き」を与えるためには面白いかもしれませんが、当然ながらそれは読みにくい本になる、と思われるでしょう。
私たちが体験する様々な空間も、多くの「余白」を含んでいます。
「余白」が無いというのは気持ちの良いものではありません。
平面的なレイアウトを考える上でも、この「余白」を含めて考えていくことが大切になってきます。
あるスペースを見るとどうしても、「ここにはあれが置ける!」というように何かを配置したくなる気持ちが出てきます。
もちろん、必要となる家具や設備はありますが、「ここに何を置くか」よりも「ここで何をするか」という考え方で見ていくと、より豊かな空間へとつながっていくと思います。
ちょっと話が逸れかけましたね…。話を戻しますと。
この接骨院の計画では必要と思われる最小限のアイテムでレイアウトすることができました
往来の多い道路に面しているというメリットと院内で治療を受けられる方にとって落ち着ける場所とするという点も考慮しました。
ガラス面が近くなるという点を変えることはできませんが、院内で間近に見ることになる壁やカーテンをアースカラーでコーディネートし、柔らかい雰囲気を醸し出すようにしました。
天井も明るい色ではなく落ち着いた色合いとし、並べた丸い光が映えるようにしました。
今回もロゴデザインをご一緒に提案させて頂き、院全体を一体感のあるものとできました。
店舗フロントでは木や動物をモチーフにしたグラフィックをアレンジし、元気になる憩いの場としての雰囲気を表現しています。
それでは、完成前と完成後の画像をご覧ください
まずは最初の様子から。(以前は文房具屋さんでした)
そして、完成はこちらです
いかがでしょうか
こちらの院は9月15日よりオープンしております
HPはこちらになります
http://keiwado.com/
これからたくさんの方が訪れる場所となるよう願っています
それでは、本日はここで失礼します。
最後までご覧頂いた皆々さま、どうもありがとうございましたm(_ _)m
また次回もよろしくお願いします。
2012/09/25
整骨院
ついに暑い日々から涼しい(というか肌寒い…)季節になりましたね~
今年の残暑は例年より4~5℃も平均気温が高かったということもニュースで取り上げられていました
(そりゃ暑いわけですね)
温暖化の影響でしょうか…。
でも、暑い季節が終わったと思ったら今度はすぐに寒くなってしまうんですよね。
季節の変わり目ですから体調を崩さないよう、皆さんどうぞお気を付けください
さてさて、今日もひとつお仕事を紹介させて頂きたいと思います
今回は埼玉県で整体・鍼灸院を新しく開業するという内容でした。
とても気さくでさわやかなクライアントさんで、最初の顔合わせから数々の打ち合わせまで、楽しく色々なことを話しながら進めていくことができました
このクライアントさんもIKEAがお好きだということで、内装の雰囲気を考えていくときもお互いの感性が近く、良いコミュニケーションも相まってスムーズにまとまっていきました。
そして、新しくロゴデザインも一緒にご依頼頂き、提案させてもらいました!
院名をアルファベット表記にしてもよいというお考えでしたので、まずはイメージにあうタイプフェイスの絞り込みから打ち合わせを始めさせてもらいました。
雰囲気の異なる書体を見比べていき、院のイメージや内装の雰囲気とマッチする書体を検討していきます。
書体をチョイスしてから、シンボルマークをつけるかどうか、モチーフとしたいものがあるかなどをヒアリングしていきました
打ち合わせの中でよく出てくるキーワードがありました。
それは「ナチュラル」という言葉。
言葉としての意味合いは広いですが、お客さんが会話の中で用いる「ナチュラル」のイメージについて考えてみると、おのずとその表現で伝えたいと感じておられるニュアンスが現れてきます
ヒアリングと打ち合わせの結果、葉っぱをモチーフにし、ベースカラーにブラウン系、キーカラーにグリーン系を用いるという内容にまとまっていきました
内装の仕上げや配置する家具についても検討していき、デザインしたロゴを用いたショップサインも練り上げていき、ついに全体のプランが決まりました!
工事がスタートする前の様子はこちらです
完成はこのようになりました
(家具が入る前ですが…)
いかがでしょうか~
とても女性に響きそうな柔らかさと、鍼灸院っぽい重たさのないサラッとした雰囲気を生み出せたと思います
地域的に若い奥様が多い場所ということなので、多く女性の目に留まり、皆さんが集まる院となることを期待しております
それでは、本日はこのあたりで。
最後まで読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました
また次回もよろしいお願いしますm(_ _)m
ではでは。
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2012/09/11
整骨院
やっと朝晩は秋らしい涼しい風が吹くようになりましたけど、日中はまだまだ暑い日が続いていますね~
最近はゲリラ豪雨や観測史上最大級の台風など、日本もついに熱帯地方になったかと思うような気候になっちゃいましたね。
来年はどうなることやら…
天気の話はこのあたりにしまして、久々に一つ仕事のご紹介をしたいと思います
先日、板橋区で整骨院をオープンするというご相談を頂きました。
借りるテナントは決まっておりましたので、早速現場に赴き、現地調査をさせてもらいました
現地調査に基づいて現況の図面を作成し、そこへ必要な機能を落とし込んでいきます。
図面を一緒に見ながらの打ち合わせを行い、受付のシュミレーション、施術に関わる動線のイメージを膨らませていきました
特に待合スペースと施術スペースの間仕切りをどんな雰囲気にするかということがポイントとなりました
院内を見渡すと最も大きく視界に入ってくる部分なので、院の雰囲気を左右する大事な壁となるからです。
僕らの設計でアクセントにすることがありますが、今回のお客様も木の柱を見せて配置するというデザインを気に入って下さっておられたので、その方法をアレンジして採用することにしました
全体のプランもグラフィックデザインも決まり、施工がスタートしました
そして、完成がこちらになります
待合スペースと施術スペースとの間仕切壁には木柱・木梁にポリカーボネートをはめ込んで作ってもらいました。
柔らかく光を透過させ、人の気配も感じられる間仕切りとして考えました。
作業をする上では蛍光灯の白い光が行いやすいようですが、リラックスするためには少し冷たい感じを受けることがあります。
木の質感をたっぷり感じられるこの間仕切り壁は、お仕事をされるスタッフさん側の働きやすさと、治療に来られる方々が落ち着ける雰囲気との両方の気持ちを受け止められたらということを考えた結果となりました
これから大勢の方が訪れる場所になることを願っています
それでは、今日のところはこのあたりで。
最後まで読んで下さった皆さま、どうもありがとうございます!
また次回もどうぞよろしくお願いします
HPもどうぞこちらから
www.e-aiweb.com
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